横浜・大倉山音楽美術センター、絵画レッスン、基礎デッサンその11

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球形の表現の原理


モノの形態を説明するのに縦横高さと説明するのが立方体的な解釈で、底面と高さで説明する、もしくは断面と長さで説明するのが円筒的な解釈です。更にざっくりと全体の量で説明するのが球体的な解釈です。風景画の樹木とか静物画の花束などの描写に必要な考え方です。モノを説明する時、手のひらにのるぐらいとか、一抱えもありそうなとか言うのは量による説明です。


球形の表現で重要なのは光源の設定です。一般の室内では多くのシーリングライトがあり、見たままの明暗では形の表現が不正確になりやすいのです。デッサンの考え方は、まず、光源は一つです。反射光を強く取る場合もありますが、光源を一つに絞り込み、光源から直線の光がさしていると考えます。影は光の直線と球との接点の軌跡として現れます。太陽に照らされた月のように光半球と影半球が生じると考えます。しかし、日常の空間の空気感を出すために多くの反射光の作用を前提として、空間の光のようなものを想定します。そのため影半球が完全な黒で潰れるのは黒バックのときぐらいで、普通にはありません。光源が一つでもその光源の影響を直接に受けない影半球では反射光以外に補助光を設定することはできます。光半球には明るい中にさらに明るいハイライト部分があります。ハイライトの位置を示すためにはハイライト以外の光部分にはある程度のトーンがかかっていなければ比較ができません。光側でも形があるので、光以外の要素として周辺部には密度による濃淡が生じます。

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大変に単純化して、ここでは球で説明していますが、要するに光側と影側が分離する位置を正確に意識することで、3次元的な立体のイメージが生まれます。

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